謎のボートが出来るまで vol,6

 vol,6では、デッキ制作のその後をお伝えします。前回(vol,5)と比べてそれ程変わっていないように見えますが細部を所々修正してあります。

 黄色っぽく見える部分はパテですが、現在はパテによる細部の修正作業に入っていて後は綺麗にペーパーをあててオス型は完成です。後はデッキ部分(上物)のメス型を作るだけです。


横から見た画像です。
ストレージが一杯!勿論ライブウェルの標準装備!!


真上から見るとこんな感じです。
デッキ上に載せてあるロッドは向かって左側が6.6ft、右側が6ftです。左側にはロッドデッキが作ってあるために7ftのロッドでも余裕で搭載可能です。


最後は前から〜
ゲーターマウントも余裕で搭載可能です。ってことでエレキも24Vを搭載可能で〜す。


上の図はデッキ部分のレイアウト図です。
ストレージも嬉しいですがドリンクホルダー&小物入れが重宝しそうですね。ロッド用のデッキも確保されているのでロングロッドの搭載も大丈夫。


★最後にここだけの話★
 実はこの『HL−395V』には同クラスの日本製FRPボートとしては初の試みが施されています。(15ftクラスのハンドル使用のボートも含みま〜す。)
 それはVOL,3でも触れていますが、船底部分の浮力体です。もう一度VOL,3の最後の画像をよ〜く見ていただくとお分かり頂けるんですが船底部分一杯に浮力体が充填されています。*水色の光っている部分です。

 この処理を施すことでボートは波があたった際の衝撃音の低減されます。一度小型のFRPボートに乗っていただいた方なら分かっていただけるんですがFRPボートの多くは波にあたると「ボォ〜ン」って響くような音がしますよね。これはFRPが波にあたって揺れて音を出しているんですが(太鼓みたいな感じでしょうか?)バスボートなどでも『HL−395V』と同じように船底部分が処理されているのでそう言った音がしないわけです。
 また、この浮力体の処理によってハルが更に強化されます。これはご理解いただけますよね。これから琵琶湖の荒波をくらってもビクともしないですよ!!


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