更新日 06/08/17
更新日 06/08/17
ここではボートトレーラーに関する基本的な知識の紹介をします。質問等がありましたら質問掲示板をご利用下さい。
◆軽ナンバーのトレーラーを所有している後輩が継続車検を受けてきました。
トレーラーの車検 けん引免許はいるの 軽ナンバーのトレーラー
まだたまにいるナンバーの着いていないトレーラー。これは無車検の車を乗っているのと同じ事になります。 公道を走る以上日本の法律では車検という物を受けなくてはいけません。それはたとえエンジン（動力）が付いていなくても同じなのです。
もしナンバーの着いていないトレーラーで事故等をすると大変なことになります。たとえば後ろから追突されても、１００対０で全面的にトレーラーを牽引している車（追突された方）の過失になる場合もあります。
もちろん任意保険（自賠責）も適用されませんので、特に人身等の場合などは賠償等その後大変なことになります。
たまに牽引している車と同じナンバーのナンバープレートを偽造してトレーラーに付けている人も見かけますが、これももちろん違法です。公文書偽造という罪で取り締まりを受けます。
トレーラーの車検取得をお考えの方はＢａｃｋＬａｓｈまでお問い合わせ下さい。親切に相談に乗ってもらええます。
総重量が７５０ｋｇ以上の物を牽引するときには必要です。この総重量と言うところがポイントでトレーラーが３００ｋｇでもボートが５００ｋｇあれば、けん引免許が必要となってきます。目安ですが１６ｆｔ前後の船まででしたら総重量７５０ｋｇ以下になるそうですが、チャンピオンやレンジャーなどのように船体の重い船などは総重量が７５０ｋｇをオーバーしますので、ディーラーに購入される（された）船の重さをよく確認をして下さい。
たまにトレーラーの重量を５００ｋｇ、最大積載量を２５０ｋｇで総重量を７５０ｋｇとして車検を取ってけん引免許がいらないように見せかけている人もいますが、もちろんこういった物はダメです。俗に言う積載オーバーという物で取り締りの対象となります。
ジェットスキーなどを積載しているトレーラーによく見かける軽ナンバーのトレーラー。アルミボートを積載しているとれーらでもたまに軽ナンバーのトレーラーを見かめます。しかしアルミボートを軽ナンバーのトレーラーに積載しようとすると殆どの場合は長さが足りません。そこで法律上、指定部品となっていて検査の対象になっていないアプラの部分を延長することで全長の短い軽ナンバーのトレーラーでもアルミボートなどを積んでいる人がいるという現状です。
しかしながら最近、この延長されたカプラについて各業者さんでは新規の取り扱いを停止している状況です。
トレーラーの軽ナンバーについていろいろと掲載してきましたが平成１１年１２月にボートを販売している各関係者に下記のような文書が配布されました。運輸省としては今後カプラーを延長してトレーラーを販売することを禁止するよう連絡があったようです。ただ、現在までに車検を取得したトレーラーに関しては今まで通り継続車検を受けることが可能とのことでした。＊公道を走ることも勿論可。
つまり今後は延長カプラを使用した軽ナンバーのトレーラーを購入することは出来ないと言うことです。
上の画像部分をクリックして頂くと更に大きな画像を見ることができます。（少々重いですが・・・）下には上記画像に書かれている内容を掲載しています。
上記画像に掲載されている内容
業務情報第130号
平成11年12月2日
【業務指示事項】
１．トレーラーの延長カプラの取扱いについて
従来、「ポール・カプラ」は指定部品として取扱ってきたが、最近、下図に記されているような、カプラを延長したものが販売されており、当該部品が「指定部品」であるか否かが問題となるが、下記の考え方から「指定部品」とはみなさないこととする。
記
考え方：@ポールカプラとは、接続部分及びその取付部位と解す。
A延長することによる積載荷重の変位が考えられることから適当ではない。
B「指定部品」だとして、使用者の自己責任に委ゆだねるべきものではない。
とにかく、ナンバーの無い（無車検）トレーラーを牽引することは違法です。多少のお金がかかっても公道でトレーラーを牽引される方はトレーラーの車検をとることをおすすめします。
今後、トレーラーの車検を取るのにかかる費用、その他トレーラーに関わる豆知識等ドンドン追加していきます。又私の分かる範囲での質問もお受けします。
継続車検のレポート
平成１１年４月１日に私自身の船のトレーラの継続車検を受けてきました。