だるま親方 レポート

VOL.1 ランカーの方向性  2月28日掲載

 誰でも思うことですが、数を沢山釣りたい。(これはわりと簡単)、そして究極は『大きい魚を釣りたい』ではないでしょうか?

 我々は琵琶湖という日本最高の湖があるので、天文学的に確率は低いでしょうが、記録更新も可能な可能性があります。小さい魚は数が多いので、いろいろ試せますが、大きい魚は絶対数が少ないために、試せません。しかし生物であるからには、何か方向性のような物があると思われます。実際ランカーは限られた(数釣り師とは違う) 一部の人間によって数多く釣られています。我々も情報を交換しあい数多くのラ ンカーをしとめていきたいと思います。(例え効率は悪くても)。

 大きな魚がヒットした状況で、思うのはビッグフィッシュに有効なルアーは確かにあると思います。私の数少ないテクニックを公表しますので、皆さんもいろいろ教えてください。

1、無音であること

 これは今の琵琶湖で、子供のころからルアーをみたことのない魚はおそらくいない ので、自然にない音を出す、ルアーに反応しにくい個体のために生き残ってこれたと思われる。唯一ランカーに通用するプラグがサスペンドプラグであること(止めている時は無音、ちなみにスレたマスを釣るテクニックにフックとリングをアロンアルファで固める)スピナーベイトは唯一例外と思っていたが、実は水を押すだけで無音のルアーらしい。

2、手頃なサイズ

 漁港の数釣りを浜でやるとチビの猛襲のあう。おそらくランカーは釣れなくもないがよほど目の前を通さないと見つけてくれまい。50cmを釣った人なら解るが 、口を見たら10インチワームでも決して大きくはない。しかし今の琵琶湖はスレているので、大きいと荒が目立つために、6インチ程度がベストと思う。

3、適正なアクション

 バス釣りは、ビギナーズラックが特に多い、ここから解るのが、ビギナーは何も しない棒引きか、連続ツイッチができない為にチョンチョンとロッドをあおって、12時の位置で止めて巻き直す人が多い。このことからランカーは棒引きでも、岸近くになればルアーは上昇するし、はげしくツイッチしても休ませれば食いつく間ができる。ランカーは自分からブザマに逃げていく、あるいはスキを意識的に作るような動きに弱いと思われる。

4、最大のキモは場所

 人間にも法律はあるが動物にも法律はある。それは強い個体が一番良いところに いるということだ。水温が安定し藻がはえている、子魚がいる、しかしランカーもエサがなくては生きていけないために、子魚が多い2m〜5mぐらいにいる、水深10mにいるのは、コイかなまずだ。冬はランカーの季節というが冬にいいところは、一年中良い 。 

 かってなことばかり書きましたが、これはあくまで私の意見です。皆さんのご意見を教えてください。 

だるま親方


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