だるま親方 釣行記 01年04月

VOL.34    4月22日掲載

 みなさ〜ん、いよいよ爆釣のシーズンです。がんばって会社をさぼってセッセと釣りにいきましょう!!
 それにしても親方は最近、初心者にさえ、やらっれっぱなしで精彩をかいていましたが、皆さんはどないでっか?しかしまあなんですな〜、始めたばかりの方というのは雑誌に書いてあることを本当に信じているようですな〜。
 親方もそうでしたが最初のころはメーカー様の宣伝文句を本当に信じこみ、目先を少し変えただけのくだらね〜商品を買いまくりました。
 使用して一回目、貴重な金と時間を無駄にしたと分かった時は釣具メーカ様が、まるでネズミ講の親ネズミのように思えたもんです。まあルアーも所詮、人間が作るモンで三流メーカのパチモンプラグが大アタリとか、3千円の超人気プラグ(当然、お得なセット価格だ〜)で制作者が一般人には理解不能な自己満足を語っても、使ってみりゃ真冬のトップウォータ状態のウルトラ大ハズシで、こんなクサレポンチを凄い、凄いと絶賛する本人が一番凄かったちゅうのもありました。結局、いい悪いを決めるのは何時の時代も人間に比べりゃ下等動物のバス様です。
 わかっとんのか、『****』。(抱き合わせを買えない貧乏人の精いっぱいのひがみ)

4月22日、琵琶湖 南 深夜
 最近は自分で場所探しをする気力さえ失せて、琵琶湖の最南の方に美味しいエリアがあるとの情報を友人に聞き、何も考えずに出発です。
 しかし、バス用品の売上は激減のはずなのに深夜にもかかわらず人はいます。まあ、なんぼ芸能人でブームを煽っても、結局釣りなんざ〜ダサイ趣味のベスト5に必ず入る、趣味の世界の阪神タイガース状態(ちなみに親方は阪神ファンです)、キムタクと同時に若いおね〜ちゃんも離れていき、本来のマニアックな世界に戻ったような気がします。
 まあ、Fー1、Jリーグ、バス釣りと、どれも熱し安く冷め安い奴ほど冷めた時は、あっというまにダサクなってしまうようでして・・・・ということで今、現在釣りをしている人はブームに流されない鉄人ばかりでっか?
 あほなことを考えているまに、パラマックスに5インチにヒット、わりと引きますが、16ポンドラインにカルカッタコンクエストのコンビなので余裕で対応、友人のKさんはとなりで興奮してますが、ここで焦るとフックを延ばされるのでゆっくり上げます。
 キーパーカウンターで計ると口閉じで50・5cmありました。kさんに写真を取ってもらい、先日のリヴェンジです。まあシークレットルアー(ヤッスー氏に教えてもらいましたが)を見られてしまいましたが、人の前でいいかっこが出来たのでよしとしましょう。最近の釣果は、ここ2年ほどで最高です。(場所を教えてもらいましたが)

 しかし、kさんそれから本気になり、日の出までつきあうはめになりました。眠いよ〜仕事残ってんのに〜。

だるま親方

VOL.33    4月9日掲載

 いや〜皆さん、どないでっか?これを書いたら親方は、すぐ仕事です。日本は不景気ですが、ド貧乏、暇無しとは、涙がチョチョ切れます。
 親方は南の海より遥かに青い、バリバリのブルーカラーですが、頭を使わなくていいぶん、仕事は楽です。親方の友人で一流大卒で、TOEIC700点の秀才がいますが、不景気で某大企業(家電メーカ)の子会社に就職したところ、毎日、親会社出向の代表取り締まられ役社長にイビられる日々だそうです。
 この秀才くん、親方の1000倍は勉強し、偏差値は軽く、ダブルスコアでしょうが、貰っているお給金は親方と変わりません。俺はとても効率のいい人生を送ったのかも?(んなわけね〜だろ)
 負け犬の遠吠えはここまでにして、今日も琵琶湖に出撃したいと思います。

4・6日 深夜 琵琶湖南 25時
 メカさん、たつきちさんに秘密の花園ツアーに誘っていただいたんですが、仕事で行けず、釣りを始めたばかりの方と深夜に琵琶湖に出撃です。
 昨今の琵琶湖はハイプレッシャーの為に、繊細なルアー操作が要求されますが、この二人に比べて雑で大ざっぱな操作しか出来ない親方は行かないほうが、恥をかかないぶん正解かもしれません。
 釣り場について、先行者の方に話を聞くと、今日もランカーサイズが上がったようです。それを聞いて初心者のKさんは、がぜんヤル気をだしたようです。

 Kさんは40過ぎで生活に余裕があるために、高級タックルをフルセット揃えたようです。しかし、Kさんの使用している竿、某人気メーカーの竿ですが、Kさんは「第3ガイドからの曲がりと、バットパワーが全然ちがう〜」と親方に自慢してましたが、どこが違うのか親方はサッパリ解りませんでした。
 「まあ好きに自慢しとれや、わしがランカ〜を釣って、わしのうまさと琵琶湖の厳しさを教えてやるぜ」

 期待をこめて第一投・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一時間経過、かすりもしまへん。「今日は魚おらんの〜」
 Kさんに声をかけて帰ろうかと思ったところ、遠くからKさんが歩いてきます。なにやら手に物体を持って。

 ??????????????????。「いや〜やっぱりバットパワ〜が全然違う」
 ゲ、ゲ、ゲなんと手に45cmぐらいのバスを持っている。しかもルアーは超サイテ〜、抱き合わせ人気プラグだ〜。「琵琶湖の厳しさをおし、おし、おしえ、教えられました」
 一時間後、深夜のファミレスで、釣り道具を持ち込み、朝まで話を聞かされました。いつかみとれよ〜。

だるま親方


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