| だるま親方 釣行記 ０２年０１月 |
ＶＯＬ．５２ 1月31日掲載
「私はアンドロメダの帝王である」
ダメノスケ軍団の最高責任者、ドテチンが、いきなり演説を始めます。まあ、アンドロメダの帝王つうよりは、アンドロメダ病原体ですが、遂に血迷ったかと思いましたが、ダメノスケ軍団の釣果がドテチンの司法書士試験挑戦記ぐらい、連続惨敗記録更新中なので、ドテチンが勉強会を企画して、親方を初めとするダメノスケ軍団のレベルアップ特訓を実地するそうです。
親方は、また訳の分からん独演会を聞かされるのかとブルーになりましたが、ただでバスプロ、釣り名人のビデオを見れるので、しばらくは我慢しましょう。
・・・・・・・というわけで。
１月３１日 ダメノスケ軍団本部、ビデオ勉強会
今日は、釣りビデオを見て勉強会です。恥ずかしながら、親方は釣りのビデオは全くと言っていいほど見たことがありまへん。魚の生態なんかのビデオは、嫌になるくらい見ましたが、他人の釣りをビデオで見るのは中々新鮮です。（まあ、鯉釣り、磯釣り、チヌ釣りのビデオは結構見たんですが）
画面に、赤と黒のツートンの服を着たバサーが現れます。次々釣っていきますが、数釣りなので、負け惜しみじゃないんですが、そんなスゲーとは思いまへん。
ドテチンは 「赤と黒のエクスタシー」 と、まるで錦鯉のセックスのような訳の分からんセリフを言っていますが、結局釣りは場所です。こんな、何投げても入れ食いの場所なら、超ドヘタクソの親方が行ったって半分くらいは釣れます。
しかしドテチンは 「微妙なジャークの仕方とルアーの特性が最高にマッチしているのでスレたバスが狂気してる」 と解説しています。
微妙なジャークは親方には、どの変が微妙なんか分かりまへん。画面を見る限り、着水して、すぐヒットしてるんですが、ネズミ男がすかさず 「誘いのアクションと食わせのアクションを混ぜている、流石だ」 と絶賛しています。
う〜む季節がよけりゃあネバサマガイドも、お客にこれくらいは釣らせてくれると思うが。
まあ親方は黙っておきます。実際にトップアングラーがビデオの前で究極奥義を披露してくれるとも思えません。結局数釣りを２時間見せられて終了。スレた場所とドテチンは言ってましたが、ど〜見てもバスボートがないと行けない辺ぴな場所でした。
次のビデオを見ていると、竿はもちろん服装もきめないといけないとダメという話が始まります。親方はユニクロが高級ブランドですが、皆さんファッションもキメるそうです。でも、ど〜見ても縁日でカラーヒヨコ（ヒヨコにスプレーで色を着けて売る極悪品）売ってるほうが似合ってるような顔つきでんな〜。
最後に親方が、
「チヌ釣りや、鮎釣りのビデオの現場で一部有名人が一等場所を他の釣り人を排除して独占して釣っているので、有名人でも巧い人ばかりとは限らないんじゃないの〜。」 と言うと。 「お前は謙虚に学ぶ気持ちが無いからダメだ」 と説教されました。
じゃかましい！！
だるま親方
ＶＯＬ．５１ 1月13日掲載
皆さん、あけましておめでとうございます。
去年の親方は大活躍で、たつきちさんをトーナメントで道連れ撃沈、釣具マニア様をギャグのネタにして、こきおろし。親方も愛用のシマノ工業さまを、褒めて、誉めて、褒めちぎり、誉め殺ししかねない醜態をさらし、熱烈シマノマニア様から厳重抗議メールを頂き、＊＊＊＊マニア様、＊＊＊＊マニア様からは、買えない貧乏ヤロ〜（そのとおりじゃ）と抗議メールを頂き、ダイワマニア様からは、マグネットブレーキの良さが分からない原始人という抗議メールを頂きました。
謹んでお詫び申し上げます。
・・・・・・・・けどね、雑誌見たって何でも大絶賛、黒澤ガンさんもホンダの車なら何でも大絶賛！。親方みたいに、ドシロ〜トでも本音をいう奴がいてもいいじゃないの？
ネバサマのトップアングラーの連中も、インプレには表現を抑えて、大人の文章で書いてますが（斉藤さんは別ね）、会って話すと・・・・言うわ、言うわ、皆さん、いい商品は、インプレコーナーで誉めますが、悪い商品は己の中で封印するようです。
まあ親方も、高い金だして、ハズレ釣具を買った時は作ったメーカーを呪いたくなったもんです。アンタレスも最初、オオハズレと思ったんですが、安全マージンを削って飛距離をだしているので、買った時と、半年後で評価が完全に逆転しました。（アンタレスは未だに、大好きと、大嫌いがハッキリ分かれる珍しいリールですが）まあ皆さんも、タックル評論をしだしたら、熱く語ると思いますが、・・・・・・・・・・・
というわけで、今回は、恐怖の釣具や新年売り出しツアーに引きずる回されます。
１月某日、ダメノスケ軍団、新年福袋お宝ツアー
（親方は抱き合わせで、いらね〜商品を売って頂くツアー）
今日は、友人（半漁人）のランサーエボリュションで出撃です。ネバサマのメンバーにも昔、ジムカーナをやっていて、バスボートを引っ張る為に車を買い換えた方がいますが、この友人のドライビングマニュアルは【頭文字Ｄ】です。
運転は親方並に、ドへたくそですが、直線で、オバハンの軽がライバルなので別にいいでしょう。まあ、いつかはドリフト出来るように成りたいようですが、漫画と同じことをやったら、ボディはヘロヘロ、タイヤはヅルヅルでしょうが、それまで車があるんでしょうか？最初のコーナーで刺さってくれそうです。
まず、最初のショップに爆音を響かせて突撃です。メガバス福袋は、お一人様一個限りですが、半漁人は人が少なくなった所を見計らって店員様に「売れるだけ売ってくれと」と請願を始めます。
店員も「まあ、半魚人くんならしゃあないの〜」と、まるで売ってやっているという態度です。親方は必死で下を向いて笑いを噛み殺しますが、半魚人は大イバリで「俺の顔が効く」とご満悦です。
「顔が効くならバラで売ってもらえや〜」・・・・・そお言うと不機嫌になり、「お前はショップに顔が効かない」と揶揄されました。
悪かったの〜「これでも上州屋の特売コーナーには顔が効くんじゃ〜」
袋の中にはメガバスルアーちょびっとと抱き合わせ、無名メーカー売れ残りワームが大量に出てきます。しかしね〜彼は、セコリグしかしないので、メガバスルアーはボックスのお飾りで、抱き合わせワームのほうが遥かに仕事をしてくれそうです。
「この禁治産者」とののしられましたが。
次は、いよいよ行きたくね〜ドテチンが顔の効く店です。何でもメガバスの中古ロッドをプレミアム価格でお買い上げだそうです。
確かに綺麗な竿ですが、融通がなさそうな専門ロッドを２本受け取り、ドテチン君はノ〜ガキ全開ですが、彼は、ＤＳとセコミノーしか使わないのに、エキストラヘビーアクションの竿をなんに使うんでしょうか？ついでに、もう一本の竿は柔らかすぎて、ドテチン君の何も考えない、フルスイングなら、ルアーが全然飛ばね〜でしょう。（斉藤さんに教えてもらいましたが、極端にやわらかい竿は、重さを乗せて、じわっと振らないと飛ばないそうです）
いつもの解説が始まります。 「攻めと守りの竿があれば完璧だよ」、 いったい彼はいつ攻めるのでしょうか？最初から、セコミノーとＤＳなので、これ以上守りようはありません。結局その店でノ〜ガキ４時間、嫌な顔をしない店員様は、豊田商事の営業マン位、いい人です。
だるま親方