だるま親方 釣行記 02年02月

VOL.53    2月12日掲載

 いや〜皆さんどないでっか?先行き不安な日本経済、こんな状況で釣りなんかしててイーのかと思いますが、最近は釣具屋さんも少しは改心したのか、人気商品の殿様商法というのも、少しはマシになってきましたな〜。
 まあ、皆が欲しがるから俺も欲しいということで、何時でも買えるとなりゃ別に対して欲しくもありませんな〜。親方の近所のショップでも、夢をもう一度と、福袋抱き合わせ正月セールをやったそうですが、結果は、ダメノスケ軍団のような一部馬鹿を除いて、惨敗だったようですな〜。

 こないだ、コンクエスト51を予約に行った時、売れ残った福袋を貰いましたが、中身は見てビックリ、POP-Xが一個だけ入っていて、後はゴミルアーの山でした。
 「こっこれで5千円かい」
 ・・・・・・というより、今までこんなモンでも飛ぶように売れたのがスゴイ。セコセコ商法に付き合わされる、メガバス様も、いい迷惑でしょうが、これじゃ本当にバスが好きなバサーから怨嗟の声が上がり、ショップ離れが進行するのも分かります。良識のあるショップは人気商品を、抽選やポイント制、リールや竿のおまけにしていたようで現在もシッカリと固定客が付いていますが、(某ルアーショップ、0とか)そうでないショップは、いよいよ淘汰の時代が来たようですな〜。
 まあ、今まで内容がお粗末なショップが多数あり、人気商品だけでやってきた所は辛いでしょう。
 今後は何らかの特徴を出さないと。

 2月9日 琵琶湖 

 本日は久しぶりに、某漁港に出撃です。本来、遊魚を規制する法律は無いはずですが、今後、条例で釣りが規制される可能性も十分出てきましたので、職業漁師の邪魔にならないように釣りを始めます。

 ・・・・・・・でも、ざっと見渡して、皆様、いい道具をお使いですな〜。たかだか20cmぐらいの魚を釣るのに、超高性能のドラッグ装備に、専用の人気ロッドです。トラウトのシステムを流用すれば、半値で同じ機能が得られそうですが、・・・・・・・。釣具が未曾有の不景気というのは、一部にはあまり関係ないようです。

 まあ、貧乏を嘆いてもしゃあないので、早速釣りを始めます。結局、漁港の釣りって、仕掛けを、セコく、ラインを細く、腰抜けたような竿があれば、なんとかなりますが、友人は釣具屋のように、竿をずらっと並べて行きます。こんな所でヘビーラバージグを使うような竿が必要なんでしょうか? つ〜よりも単に見せびらかしたいだけのようです。ドテチンは「俺は、こんなにデストロイヤー持ってるんじゃ〜」と自慢げに並べていきますが、周りの突き刺さる冷たい視線を親方は感じます。

 早速ヒット、15cm程度ですが、次々釣れます。ひたすらしなる2ピースのトラウトロッドですが、食込みはバッチリです。後、メタルジグの上からチューブをかぶせて、30cm程度のバスがヒットしました。今年の入って、初めてまともな釣果です。まあ満足して帰途についたんですが、皆、4千円のトラウトロッドの負けてしまったのが気に入らないようです。親方はひさしぶりに釣れたんで饒舌になりますが、高級ロッドも用途にあった使い方をしないと意味がありまへんな〜。
 最後に一言「さまあみさらせ」・・・・・・

 貧乏人の僻み。ほんまはデス欲しい〜〜。

だるま親方


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