だるま親方 釣行記 02年05月

VOL.59    5月31日掲載

 いや〜皆さん釣ってますな〜。最近バスブームも完全にトドメを刺されたのに釣り場の釣り人は、減ってませんな〜。
 4、5年前に芸能人が始めて、一気にお洒落でカッコいい釣りとブームになりましたが、実際に始めてみると全然カッコよくもなく、ボートとか本格的な機器を揃えるとかなりの金額になるので、ブーマーはルアーコレクターになるか、能書き名人になるかでしたが、そのような釣り場に行くよりショップで能書き垂れてる時間が長いような人もあまりの釣れなさに撤退をはじめましたな〜。

 でもなんで釣り場から人が減らないんでしょう? ブーマーは去りましたが、もともと筋金入りがそんなに沢山いたんっでしょうか?
 まあブームで始めた人は芸能人もやる、一ランク高い釣りという、錯誤というか、狂った思考が発生し、バスを生涯三桁も釣ったことがないのに、陸上装備(ボートがないのにボートでしか使えない特殊な竿がいっぱい、まっ親方もその口ですが)と知識だけは超高等テクニックという人々が親方の身近にも氾濫しました。そのような****、**がバスバブルを支えていたんですが、さすがにそのようなマルチ商法のお得意様のような純なお方も有名人のルアー使ったって、有名人のようにバンバン釣れる訳じゃないってことに、ようやく気がついたようでんな〜。

 最近、馬鹿ショップの売り上げも潮が引くように減退し、人気商品を売ってやるという、どっちが客か判んないようなショップは軒並み斜陽となり、今はバブルの頃からマトモな商売をしていたショップに客が集中してるようです。でも、まだ親方の周りには、時代遅れの馬鹿ショップのカモがいるんだよね。まあ、そんな奴は三高だと言っといて後で失敗したって泣く女とかわりませんが。
 ちなみにドテチンの元彼女は「あんたみたいな馬鹿じゃなくて、エリートと結婚するわ!!幸せになってやる〜〜!!!!」と言って潰れちゃった大手銀行の銀行マンと結婚しました(親方も同様の経験あり)。
 去って行く後ろ姿を見ながら、ドテチンは司法試験(今は、なぜか司法書士)に合格して見返したると決意したそうです。おいドテチン、おまえ親方と社会の底辺でアホなことやってる暇あんのか。

 5月24日 桂川

 今日は、桂川でも遠征です。琵琶湖に行くより遠いんですが、タマゴロ〜がお勧めの場所なので、まあいいでしょう。
 タマゴロ〜の愛車、レガシイB4で国道全開です。たった40分で到着。(制限速度を守ったらどれぐらいで着くかって?それは訊かない約束でしょう)
 水深は浅く流れがあります。ドテチンが早速キャスト、V−FLAT、1ozをキャストし始めます。
普通ならこんな浅いところで、「お前あほちゃうか?」の世界ですが、最近こいつの一発にやらっれっぱなしなので、黙っておきます。
 「フィ〜〜シュ」ドテチンが叫びます。「な、なに〜〜」と思ったら地球がヒット。親方とタマゴロ〜は胸をなでおろします。
 親方はセオリーどおり、自分では動かさず、ルアーを流れにのせます。最初にカットテールに40cm程度がヒット、今回は幸先がいいです。
 ふたりとも川の釣り方が、今一判ってないようなので、今日はリベンジじゃ〜。

 水があまり動いていないところに、ラバージグをキャスト、着水と同時にヒット、シャウラ1703なのであっさり上がりましたが、口閉じで、51cmありました。その後、タマゴローとドテチンは、目の色を変えて釣りをしました。
 親方も、年一回あるかないかの釣果に必死です。・・・・・・・がその後、5時間ノーバイト、なんと最初の10分で終わってしまいました。なんか後がむなしいけど釣れたからいっか。

だるま親方

VOL.58    5月13日掲載

 5月2日

 久々に桂川の某所に出撃です。いつもと違う場所ですが、ヘラ師が沢山いるので普段は近づかない場所です。でも、まあ連休だし、ヘラ師の邪魔をしないように釣りすっか。この連休はうるさい連中もいないし、早速、そこらの釣り人に話しかけます。話に応じてくれたのは地元の名人で、最近、毎日50アップを上げているそうです。最初は、ほんまかいな?と思いましたが、どうやらホントのようです。
 彼は、ヘビーアクションの竿で葦に確実のピッチングしていき、いいサイズを上げて行きます。
 親方はライトリグでカスリもしません。ジグは得意なので、早速次の日ラバージグを持って出撃です。

 5月3日

 ため池にはヘラ師が大勢いたので、桂川本流で葦際にピッチングしていきます。バンバンは釣れませんが、くれば40アップです。まあアフターの魚か?プリの魚か?詳しいことは判りません。ただベッドを守っている奴にはルアーを投げないことにはします。
 何気なしに5mほど先にピッチングしたとき、54cmがヒット、一年ぶりのアップなので最高に気分はよかったです。・・・・・・・・・何気なしに足元を見ると無数の小魚が、よく考えてみると、産卵がらみでないと、こんな所に50アップがいっぱい集まってくるわきゃありません。サッサとリリースし、今日のところは撤退。ひょっとしたら間違ったのを釣ってしまったのかも?

 5月5日

 釣りに行く気はありませんでしたが、私用の帰りに、2ピースロッドを持って、例の場所へ様子を伺いに行ってみます。地元の名人は今日50アップを3本上げたと、自慢してましたが、彼は明らかにネストの魚を狙っていました。産卵場所は限られるので、入ってきたバスを次々に上げて連日50アップです。50アップ3本と聞かされれば、普段なら凄く羨ましいんですが、この時は流石にそうは思いませんでした。
 彼は地元の小学生にロックしたバスの釣り方を教えていましたが、個人的には、ひがみでも何でもなくちょっとやりすぎだろうと親方は思います。隣の小学生がメタルジグでネストの魚のギャング釣りを始めたので怒り覚えて撤退。

 

 管理人氏はネストフィッシングは絶対に反対です。親方の知人の水産学部卒の人間も、どんな魚も子供を守るときは一番無防備になると言っています。スレきった釣り場での50アップは、仲間が釣られるところを散々見ながら大きくなったので、人間とルアーがいかに危険か学習しているはずです。
 そんなサバイバルを生き残った魚が、次々釣られるんだから子供をダシに使う釣りの効果は凄まじいです。今はやってませんが、親方も昔ネストをやった時、馬鹿には出来ない難易度ですが、釣り方さえ知ってれば誰でもある程度釣れてしまいます。この時期は葦付近を撃っていくだけで、いいサイズが釣れるのでそれで充分じゃないの、と思いますが・・・・・・。
 でも、まあ親方も管理人氏の話に共感する3年前まで、何も考えてませんでした。(ネストの魚は一匹釣ったらやめる。という、今から考えたら、訳の分かんない自己弁護行為はしたましたが。言い訳になりませんよね。)
 皆さんも、今からでも、ぜひ考えてみてください。親方はヘタッピ〜ですが、ネバサマのトップ軍団はネスト以外で大きな魚を釣ってきますよ。

だるま親方


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