琵琶湖を守るために! 1999/5/19水曜日 更新

 

大阪の斎藤さんが琵琶湖のバスを守るためJBに質問をされました。斎藤さんの思っていることも踏まえニュースとして掲示します。 また「琵琶湖を守る会」という団体を立ち上げられホームページも作って見えます。http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/2219


今の琵琶湖で良い釣りができていますか?

高いバスボートを買ったもののたいして釣れないのではないですか?

岸釣りの方、夢を持って琵琶湖にいって1日で何匹のバスが釣れますか?

今の琵琶湖は、バスがどんどん減っています。初めての方は普通のリザーバーに行くことをおすすめします。琵琶湖よりよっぽど確実な釣果が得られますよ。

こんな、琵琶湖に誰がしたんでしょう。80年代の琵琶湖はどこへ?

もちろんいろんな原因があるのですが、私たち自身のキャチアンドリリースの不徹底。(必要な分食べることを否定しているわけではありません。)スポーニングエリアへの過剰なプレシャーネストの魚を穫ってしまうこと。フィールドのゴミの問題。これらは、自戒すべきことと思います。

しかしマナーの模範となるべきトーナメンターたちがプライベートでは、バスを大切にしてくれるのにトーナメントとなると、ネストのバスをサイトでねらい遠く離れた検量所まで運び、稚魚は全滅してしまう。

これは、一つはスポーニングをねらい打ちするようなJBトーナメント(NBCのチャプターも含む。)にも原因があるのではないでしょうか?(4月初めから、5月16日までほとんど毎週、トーナメントがあった。 )

そこで、JBにこの点を聞いてみました。なかなか回答をもらえませんでしたが数回電話して文書で返答をもらいました。以下に、原文を掲載します。


質問

私どもは琵琶湖で、ボートからあるいは岸からバス釣りを楽しんでいますが、最近のバス釣り人口の多さとそれと反比例する、バス生息数の減少について憂慮しております。

それにつきましてアマチュアのインターネットリンクでは「貴会のスポーニングシーズンにおける、トーナメントの過密と増加するトーナメント参加人数も、琵琶湖のバスの減少につながっているのではないか?」と意見が多数よせられております。

私たちアマチュアは、フィールドを保存すべく、ネストのバスは極力釣らない。

葦の中のバスは、速やかにリリースするなどの処置を申し合わせておりますが、トーナメントで釣られたバスは遠く離れた検量所まで運ばれ、それ以降繁殖に貢献することができません。

貴会のフィールドを守る努力については日頃から感服しておりますが上記問題について、貴会のご意見を承りたく存じます。


回答      日本バスプロ協会

ご返答が遅れまして、申し訳ございません。

今回の件につきましては、当方でもインターネットを通じ、各方面への指導を促して行くつもりでおります。

大会のルールでも、規定の大きさに満たない魚は、持ち込み禁止。釣り上げキープしている魚は、キャッチアンドリリースを使用し、極力元に近い状態でリリースする、など努力はしておりますが、今まで以上の努力が必要だと思っております。

ルールの改善、開催日の改善などにより、一般のアングラーとフィールドを守れたらと、考えております。

現状では当方がどう返答しても、ご理解いただけないでしょうが、いただいたご意見を無駄にせぬよう、努力して参りますので、何卒ご理解いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

貴重なご意見、誠にありがとうございました。


100の言葉より、一つの行動の方がうれしいのですが、今年はもう無理でも来年は、多少とも変化があるのでしょうか?

しかし、最近のJBを見ていると無理かな?

過密日程と、トーナメントとはいえないような人数でトーナメンターも被害者かな?と思います。


以上。斎藤さんよりレポートを頂きました。

皆さんはどのように感じられました?私は琵琶湖でこれからもずっと釣りがしたいです。ここに見えている皆さんきっとそうだと思います。今後このホームページでは斎藤さんの取り組みを報告バックアップしていこうと思います。

皆さんにご協力お願いするときもあるかと思いますがそのときはよろしくお願いします。

 

みなさんのご意見があれば掲示板にご記入いただくか私にメールでも下さい。みなさんの意見としてページにアップさせて頂きます。

 

以前のニュース  琵琶湖・入鹿池にて相次いでボート転覆 琵琶湖南浜・尾上漁港の現状

 

  戻る