竹生島の恐怖

1999/09/01水曜日 掲載

 最近雑誌等で騒がれている琵琶湖湖北のポイント 【竹生島】 バス自体は10年以上前から周辺を潜ったダイバーによって確認されていましたが、実際に釣れたという情報が出てきたのはここ数年。
 しかし、竹生島で釣りをしていてお寺の神主さんに「たたりがあるぞ!!」などと注意を受けた方もいらっしゃるはず。そんなことは関係ない。そう思っている「あなた」ここから先の文書を読んだらちょっと竹生島で釣りをするときにはチョットきょろきょろしてしまうかも・・・

竹生島(ちくぶしま)とは・・・

 竹生島は、琵琶湖の北部に浮かぶ島です。(つづらお崎の南に位置しています)面積0.14km2。竹生島の西側あたりが琵琶湖の最深部となり深度は104mあります。

 古来より信仰の島で,島内には西国三十番札所の宝厳寺があり、竹生島観音と弁財天がまつられています。弁財天は日本三大弁財天のひとつですが、他の二つ(江ノ島・厳島)に比べると知名度が低いのです。その他に都久夫須麻神社があります。宝厳寺の唐門と都久夫須麻神社は国宝に指定されています。

 近年は島の北側に住み着いたカワウの大群の糞害で、松が枯れる被害が出ています近づくと大変臭いです。

 また、竹生島に沈む夕焼けは絶景で琵琶湖東岸の尾上漁港から姉川にかけての湖岸道路にはたくさんのカメラマンが琵琶湖が真っ赤に染まるシーンをおさめんと並んでいます。

竹生島ではいったい何がおきるのか?

ここから先の話は聞いた話であり科学的裏付けの取れた話ではありません。ご了承下さい。

 竹生島では、漁師さん達(特にご年輩の方々)が絶対に網を仕掛けないと言われているところがあります。それは何故か?ここから先の話を読んでいただければ分かると思います。

 竹生島周辺では水中から鎧を着た落ち武者の水死体が飛び出て来るという話があります。私も「そんなことは。。。」と思ったのですが、その後の話を聞く中で「これはあり得る」そう感じました。

 以前別の琵琶湖ニュースないでもふれましたが、琵琶湖では行方不明になった方々が見つからない。そういったことがしばしばあります。数年前の安曇川周辺の転覆事故でも事故当時転覆した船には二人乗船していらっしゃったようですがそのうちの一人の方がライフジャケットを着ていなかった為に未だに発見されていません。

 今、推測されている話が琵琶湖の80mですとかそういった深いところを湖流に乗って回遊しているのではないか?と言う推測です。現に底引き漁をした漁師の方の網には時折・・・。と言う話も聞いたことがあります。しかもこの80m近辺と言った深さは水温も年中一定(2〜3度?)だそうで、決して腐乱しないと言う話です。しかも生物も殆ど存在しないので、海と違いそのままの状態で回遊しているとされています。(ある大学の教授はこのことに関して研究していらっしゃるそうです)

 では、この80mラインの水死体回遊説と竹生島の落ち武者の水死体が飛び出てくる話はどう関係しているのか?それはこういう話です。

水死体浮上仮説

 琵琶湖では湖流という物があります。それに乗って一定層を水死体が回遊しているとされていますが、この湖流も台風などで大変強い風が吹いたりその他諸々の理由で変化することがあります。その時に80mラインを回遊している水死体が湖流の変化によって少し浅いところを回遊することがあるとされています。

 そうするとどんなことがおきるか?水死体の腐敗です。浅いところ(どれくらいの層かは分かりません)ですので水温も高くなるために起こります。すると体内にガスが溜まります。それが一定以上体内に溜まることによって一気に水死体が浮上を始め水面を割って飛び出すとされているそうです。

 これはかなり昔から起こっていることのようで漁師さんの間でもそういったことが起こりやすい場所は「神の場所」とされていて周辺では決して漁をしないそうです。


 ちょっと読みにくい文書で申し分けないです。簡単にまとめてみました。さすが琵琶湖というかいろいろな話があります。しかし竹生島周辺で「他の琵琶湖でも」釣りをしていて、漁師さんや地元住民の方々に「其処では釣りしないように」と言われたら、その場所にはきっと何は深い理由があるからなのです。

 その場所に長く住んでいらっしゃる方々の話というのは、自分たちの体験に基づいての話が多いです。皆さんも是非そういった方々の話には耳を傾けてみて下さい。

 みなさんのご意見があれば掲示板にご記入いただくか私にメール下さい。みなさんの意見としてページにアップさせて頂きます。

 

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